人間や車と同じように当然、住宅にも様々な保険があります。
今回は住宅の火災保険についてピックアップします。
火災保険は内容により価格が大幅に異なる
火災保険は大きな保険金額にかかわらずあまり重要視されていない部分もあります。
それは、多くの方がローン会社やハウスメーカー、工務店の提携保険の紹介で、そのまま火災保険に加入することが多いためです。
もちろん、それも含めた住宅の販売価格という部分もありますが、火災保険の内容により毎月・毎年支払う保険料は大きく変わってきますので、可能であれば自動車保険や生命保険のように様々な商品を見比べるのがベストです。
火災保険にも他の保険と同様に多くの種類や保険会社があり、価格も内容・保険会社によりまちまちです。
内容により保険金額や保険料が当然変わってきます。住まいを離れるまで支払うことになる保険料なので、プランの内容により生涯で支払う価格が10万円を超える差額になることは当たり前のようにおこります。
火災保険の選び方
火災保険の昨今のポピュラーな選び方は、自分の住宅に合ったオプション設定が挙げられます。
火災保険といってもその内容は火事だけでなく、落電・風災・雪災、水災・衝突・水漏れ・盗難など様々です。
また、建物と家財に内容が分かれている保険も多いです。
必要な部分で保険料がかさむことは致し方ありませんが、地域や立地条件により必要のないものは外し適正な価格で火災保険に加入しましょう。
以下に火災保険の人気ランキングサイトを掲載しますので参考にしてみてください。
火災保険と地震保険の違い
火災保険の中に地震保険も含まれていると解釈している方もいるかもしれませんが、火災保険と地震保険は全くの別物です。
商品のプランによりそういったセット価格で販売されているケースもあるかもしれませんが、火災保険に加入するだけでは地震による被害が出た場合保険金を受け取ることは出来ません。
しかも、地震による火災にみまわれた場合であっても火災保険ではなく地震保険が適用されるため火災保険に加入しているだけでは保険金を受け取ることは出来ません。
地震保険の加入率はまだまだ6割ほどと低い数字です。上記のような事実を知らないということもあるかもしれませんが、数年に一度日本では震度6を超える大きな地震におそわれているため、火災保険に加入すると同時に地震保険への加入もお勧めします。
最後に
火災保険は、任意保険なので加入しないという選択も可能ですが、出火元が自分の持家でなく損傷した場合でも、修復は自己責任となるため必ず加入したほうがいい保険と言えます。
また、地震保険についても同様に任意保険ですが、今の日本ではいつどこで大地震が起きても不思議ではないので加入することをお勧めします。