土地を探している際に、どん詰まりという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
希望の地域で、相場より安価だったため更に詳しく調べてみるとどん詰まりの土地だったという方もいるかもしれません。
どん詰まりの土地とはどういうもので、メリットデメリットも含めて見ていきましょう。
どん詰まりの土地とは?!
どん詰まりの土地とは、上の図で言うと黄色の土地の部分を指します。
接道はあるものの、土地より先は森林や川、田畑などで行き止まりになっています。
どん詰まりの土地のデメリット
- 風水的によくないと言われている
- 家が全て見えない
- 道幅によっては駐車が困難
風水的によくない
一種の迷信にはなりますが、どん詰まりの土地は風水的によくないと言われています。
悪い運気が行き場をなくし滞留してしまうというのが、多くの解釈のようです。
家が全て見えない
折角大金をはたいて購入したマイホームが全ての角度から見ることが出来ず、見られることもありません。
玄関の位置にもよりますが、侵入方向が一定なので、どん詰まりと反対側に玄関があればほんの一部分だけしか見ることなく大半を行き来することになります。
道幅によっては駐車が困難
接道している道幅と、駐車場の形状によっては、自宅へのバック駐車が困難な場合があります。
バックで接道から入ってくるというケースも珍しくありません。
どん詰まりの土地のメリット
- 相場よりも安価になる傾向にある
- 人通りが少なく落ち着く
- 車の通りが少なく安全
相場よりも安価
大幅に安くなることはないかもしれませんが、相場よりも安価になるのが一般的です。
家を建てる際は金銭感覚が麻痺しますが、何十万という違いでもその後の生活を考えればとても大きな金額です。
人通りが少なく落ち着く
便利な立地程人通りは多く、落ち着かないという方も多いでしょう。
どん詰まりの土地は、必然的に人通りの数が限られるため特に気になる方にとっては好条件となりえます。
車の通りが少なく安全
人通り同様に、車の通りも当然少なくなります。
お子様が小さな内は、自宅周辺での事故も多いため、車の通りは少なければ少ない程事故の確率は低くなります。
最後に
どん詰まりの土地について見てきましたが、総合的に考えると人気がないため安価になる傾向にあり、人気がないのは風水的な部分が最も大きいと考えるのが妥当でしょう。
売却する際のことを考える方もみえるかもしれませんが、今の時代それはどんな土地にも当てはまるのかもしれません。
メリットの部分が当てはまるのであれば購入を検討する価値もあると思いますが、風水のことはしっかりと調べてからにしましょう。