企業に勤め、社会保険に加入していれば年1回の健康診断が義務付けられているため、毎年健康診断を無料(会社負担)で受けることが出来ますが、国民保険に加入している方は実費により健康診断を受ける必要があります。
健康診断の必要性
自分の身体のことは自分が一番よく分かっているという言葉をよく耳にしますが、実際には少し不穏な傾向が出てもほったらかしにしているケースも少なくありません。
毎年決められた時期に健康診断を受けることにより、検査項目の年々の推移をしっかりとした数字で認識することが出来、自分の身体に対する思いと照らし合わせることが出来ます。
一般健康診断の検査項目
一般健康診断の項目は主に以下のようなものがあります。
- 医師の診断
- 身体測定
- 眼科検査
- 聴力検査
- 尿検査
- 呼吸器系検査
- 胸部X線検査
- 血圧検査
また、その他にも血液検査や心電図などがありますが、検査施設により金額が異なる場合があります。
一般の健康診断では健康に関わる最低限の診断となりますので、生活習慣病やがん検診を希望される方は人間ドックやその他のドックを受ける必要があります。
健康診断にかかる費用
国民保険による健康診断は自費となりますが、それでも健康保険組合からの補助金もあるため半額以下で検診を受けることが出来ます。
一般検診の自己負担額は7038円となっています。
1年に1度のことなので、思わぬ事態を事前に察知出来る可能性のある一般健康診断は出来る限り受信するようにしましょう。
最後に
健康診断は、企業に国が義務付けているほど働いて家族を養っていくうえで最低限必要な検査です。
体調が芳しくなければ思うように働いて業績を伸ばすことも出来ないからです。
日程的な面や、金銭的な面など億劫な部分もあるとは思いますが、年に1度は必ず受けるようにしましょう。