家を建てる際にすでに建物が建っている場合、当然既存の建物を解体しなくてはいけません。
その時に応じる費用を解体費と呼び、家の大きさにもよりますが、100万円を超える金額になることがほとんどのため家の建て替えを検討している方は頭に入れておかなくてはいけない費用と言えます。
解体費用の相場
解体費用も依頼する業者により大きく金額が異なります。
新居を建てる業者に解体も含めて依頼することが一般的ですが、解体だけ別の業者にたのむというのもおかしな話ではありません。
ただ、当然直接契約する業者が増えれば増える程、打ち合わせや書類など手間は増えますし、家程の金額になると解体費用なども含めた価格での値引き交渉となるケースが多いので、必ずしも解体費用の安い業者にそれだけたのむのがベストとは言えません。
解体費用の全国平均金額は、平均建坪数の多い30坪台で1坪辺り2.9万円、40坪台で1坪辺り2.7万円となっています。
建坪40坪の家を解体するときは40×2.7=108万円程の費用がかかると考えておいて下さい。
解体費用と補助金
解体費用には市町村により補助金が出る場合があります。
建物の築年数など規定がありますが、10万円を超える補助額の市町村がほとんどなので、建て替えを検討されている方はお住まいの市町村に解体費用の補助金について問い合わせをしてみるといいでしょう。
最後に
解体費は、土地購入時に古屋がある場合に限定される費用ですが、不動産取引の際に現況渡しなのか更地渡しなのか必ず確認するようにしましょう。
条件により土地の価格も変化しますが、不動産業者に依頼して更地渡し希望である旨は必ず伝えるようにしましょう。