結婚してから子供の将来や自分たちの老後のことを考えると必ず必要になってくるのが生命保険です。
万が一のために加入する保険ではありますが、昨今では積み立てによる貯蓄としての役割も担っています。
様々なタイプの生命保険があり、どれに加入したらよいか分らないという方も少なくないのが現状ですが、どのような生命保険が自分たちの家計に適しているのか見ていきましょう。
掛け捨てタイプと積み立てタイプ
生命保険というと掛け捨てと積み立てという言葉をよく耳にすると思います。
書いて字のごとく保険に掛けた料金が後々手元に戻ってくるのかこないのかといった点で大きく異なります。
戻ってくる金額は保険プランによって様々ですが、昨今では保険料よりも満額時の払戻金が増えるタイプなど魅力的な商品も多いです。
しかし、払戻金が高くなればなるほど毎月の保険料も当然高くなります。
一方の掛け捨てタイプは満期というものがないため、万が一のことがなければ保険金が支払われることはありません。
それでも月々の保険料は積み立てタイプに比べると格安で、そもそもが万が一の時のための保険なので掛け捨てタイプを選ぶ方も少なくありません。
どちっのタイプがいいのか?!という言葉をよく耳にしますが、それぞれの家庭の家計に合った保険を選ぶことが重要なため、人気の保険商品は条件がいいのは事実ですが、高額なプランに加入し保険料の支払いが苦しくなり解約となると、戻ってくるお金が大幅に少なくなるなど様々なケースがあるため家計に適しているのか見極める必要があります。
ファイナンシャルプランナーへの相談
生命保険に関して保険会社に問い合わせをしたり、インターネットなどで調べたりしている方も多いですが、それでもイマイチどれにしたいいか分からないというのが現実です。
保険会社は自社の商品をよくいうのは当たり前ですし、インターネット上などの情報でも専門用語が多く自分の的を得ているページは少ないです。
昨今では、それぞれの家庭に合った生命保険を一緒に考えてくれるファイナンシャルプランナーに相談する方も多いです。
保険会社にファイナンシャルプランナーがいてライフプランを考えてくれるケースが多いですが、そうなるとその保険会社の保険プランの中から家庭にあった保険商品を選択することになるので、公平中立な立場で話が聞ける保険会社以外のファイナンシャルプランナーに相談するのがベストです。
積み立てタイプとなると毎月の保険料が1人あたり2~3万円となるケースもあり、生涯を通じて10万、100万というお金が変わってくるので、生命保険でお悩みの方はファイナンシャルプランナーに一度相談してみるのがいいでしょう。
人気の保険会社はどこ?!
生命保険は家庭によってベスト商品が異なる旨は先ほど書きましたが、それでも周りの人がどこの会社の生命保険に加入しているのか気になるところです。
まず生命保険自体の加入率ですが、30代に入ると80%を超え、40代、50代では90%弱まで上がります。
住宅ローンや子どもの教育費など必要なお金が重なるため万が一のためへの備えとして加入者が増えるのは納得です。
次に生命保険をを扱っている会社の中で最も加入者が多いのはアフラック(アメリカンファミリー)で、日本生命、かんぽ生命と続きます。
納得という方もいれば、意外という方もいると思われますが、俗にいう人気の生命保険を扱っている会社ということになります。
最後に
生命保険はそもそも、家族の誰かに万が一のことがあった時に残された家族が困らないためにあるものです。
金額が大きいためどうしてもお金にだけ目がいってしまいがちですが、そのことを頭に置いて家計と相談して考えたいものです。