ポリ合板は、合板の表面に合成樹脂の層を重ねて仕上げた化粧合板の通称です。
合板のJAS(日本農林規格)では「特殊加工化粧合板」の一種にあたります。
特殊加工化粧合板は、コンクリート型枠用合板、化粧ばり構造用合板、天然木化粧合板以外の合板で、表面または表裏面にオーバーレイ、プリント、塗装などの加工をしたものと定義されています。
合板のJASは2026年4月13日に改正され、現在は「JAS 0233 合板」の第1部(一般要求事項)などに整理されています。
製品の例として、抽象柄などを印刷した合成樹脂フィルムをラワン合板に貼ったものがあります。
汚れに強く、水拭きができるのが特徴で、表面に凹凸感のあるタイプは天井や建具に向くとされています。
ホームセンターでは、厚さ2.5mmまたは3.8mm、910×1820mmや606×2430mmの大きさのものが売られています。サイズは製品ごとに異なるため、購入前に確認が必要です。
樹脂の種類によって、メラミン、ポリエステル、ジアリルフタレート(ダップ)などの化粧板があります。
ジアリルフタレート樹脂はポリエステル樹脂の一種で、熱で固まる樹脂のうち表面が硬いものとされています。
メラミン化粧板は、メラミン樹脂を含ませた化粧層を基材と一緒にプレスしたもので、表面が硬く、汚れや摩耗、熱、水に強い化粧材です。
ただし基材にはMDFやパーティクルボードが使われることが多く、合板が基材になるとは限りません。
プリント合板は、木目や単色の柄を印刷した紙を貼ったものです。
安価ですが表面が柔らかく、ぞうきんがけを頻繁にしたり粘着力の強いテープを使ったりすると、印刷面がはがれることがあります。
水拭きができる合成樹脂化粧合板とは、この点が大きく違います。
用途は、家具、建具、住宅や店舗の内装材などです。
