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土地を有効活用する設計ポイント

土地を有効活用した家

 

土地の形・大きさは様々。変形敷地や狭小地では、空間をいかに有効に使うかが問題になってきます。

希望を採り入れながら、のびやかに暮らせる住まいづくりを考えます。

 

段差・鋭角などもプラス要素に

土地を選んで、いざ現地に見に行ってみたら平坦でないとか、いざ家を配置したとき鋭角な角が活用しきれずに残ってしまうといったことは多々起こります。

もちろん、段差は機械などで均してしまえば良いですし鋭角の角といえど使えないことはありません。

しかし、土地は自然の産物。段差があるのなら、その段差を活かした設計を試みたり、使い道の難しい鋭角だって道路の側から見れば貴重な道幅の一部かもしれません。

土地はその敷地内だけで終始するものではないはずです。迷ったら、一度まわりを見回してみましょう。

 

崖地・斜面・傾斜地に計画した家|あきる野市秋川の3段崖地の家×2棟/米村和夫建築アトリエ.mp4

 

デッドスペースを活用

狭小地や変形敷地では、なるべくデッドスペースは避けたいもの。

どうしてもできてしまうデッドスペースは有効に活用しましょう。

道路斜線や北側斜線の制限を受けて傾斜天井にする場合は、小屋裏を収納部屋に。

床下はもちろん、階段下もクロークや物入れ、またトイレをつくることもできます。

壁の厚みを利用して、パントリーや文庫本の書棚にするのも上手な活用法です。

 

 

デッドスペースの活用

 

空間を立体的に

空間を有効に生かす方法として立体利用があります。

吹き抜けを設けたり、屋根の流れに合わせて勾配天井にするなど、空間に連続性をもたせると、狭さを感じさせず、開放感が出せます。

吹き抜け上部にロフトを設けるのもよいでしょう。

 

【施工事例】建築面積約9坪でここまで広い家

 

ベランダや屋上を利用

敷地が限られている場合、庭が思うようにつくれないケースも多々あります。

洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しむ場として、2階や3階にバルコニー、ベランダを設けてみては。

屋上をルーフバルコニーにすれば、広い空間をとることもできます。

 

ベランダや屋上を利用

 

経験豊富な工務店や建築家に依頼

細長い敷地や狭小地でも、暮らしやすく個性的な住まいを建てられます。

路地や竹垣の茶庭、また採光たっぷりの浴室をつくったりするなど、洗練デザインの実例は数多くあります。

そうした過去の実績を参考に、経験豊富な工務店や建築家に依頼すると安心です。柔軟な発想で個性を形にすることができるでしょう。

 

ハウスメーカーではプランを用意

ハウスメーカーでは、狭小空間や変形敷地を対象としたプランを備えているところも。

地の形状によっては、規格化されたプランならではの良さも発揮されます。

尺モジュールを採用していたり、アールの外壁が可能だったりと各社様々です。

海に近いところは注意

海に近い家

 

沿岸部とよばれる海に近い地域では、塩を含む海風によって金属が腐食する塩害が起こることがあります。

塩害を防ぐためには、金属部分のさび止めに留意する必要があり、鉄骨造の柱梁も例外ではありません。

対して、海に面するため非常にいい眺めが期待でき、海を背景に陽光を堪能することもできます。

難点として一つ。昼夜の気温差が顕著に現れるため、夜間地上の空気が冷えることで海から吹き込む”海風”が強く、大きな窓などを作る場合は耐風計算を入念にすべきです。

半地下での3層構造

敷地が狭い、法的制限が厳しいといった状況で活躍するのが地下の存在です。

地下室ではなく、半分だけ地下へ潜り込んだ形をとり法的に”地階”という扱いを受ける方法です。(正確には地下になる部屋の1/3だけ潜ります)

完全に埋めてしまうのではないため地下室より安く、法的な制限を免れるので一層分多く建てられることになります。

ただし、一時期問題となった地下室マンションとは悔しくも同様の手法です。

 

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最後に

家造りと同様に土地探しも大変で、場所を最優先順位にした場合、中々希望の広さとカタチに巡り合えないことは多いです。

希望の土地が見つかるまで待つというのも一つですが、半年経っても一年経っても見つからないということはざらにあります。

これまで書いてきたように様々な土地の形状や環境であっても快適な家を造ることは可能です。

希望の場所に理想のカタチの土地がない場合は、変形地や斜面、狭小地であってもイメージする住宅が建てられるかどうか検討していくのも選択肢の一つと言えます。

設計のポイント
家造り.net
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