省エネという言葉を毎日のように耳にしますが、住宅においても省エネは課題の一つです。
住宅では、省エネだけでなくエネルギーをつくりだす創エネ、エネルギーを貯める畜エネにも取り組み総称してスマートハウスと呼ばれています。
どのような住宅がスマートハウスに当てはまり、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
スマートハウスとは?!
スマートハウスとは直訳すると賢い家という意味を持ちます。
今後ますます限られてくると思われるエネルギーを出来るだけ省き、蓄え、創り出す事のできる住宅と考えていいでしょう。
省エネ
省エネという言葉はあらゆるところで耳にしますが、スマートハウスの省エネは単純に何かを犠牲にしたり我慢したりして省くということではありません。
HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる管理システムを導入することにより使用量を見える化したり一元管理し、制御することを指します
今使っている家電がどれくらい電気を消費していると考えたことがあるでしょうか?
HEMSを導入することにより、家の中で使っている全ての家電の使用量を一目で知ることが出来ます。
また、電力は時間帯により使用料金が異なるため可能なものは電気代の安い時間帯に自動運転したり、外出先から遠隔操作するなど管理することで省エネを実現します。
創エネ
住宅でおこなえる創エネには以下のようなものが挙げられます。
- 燃料電池システム
- 太陽光発電システム
- 太陽熱発電システム
- ガスコージェネレーションシステム
最近特に身近なものといえば太陽光発電システムでしょうか?!
新興住宅街では、多くの住宅の屋根の上に太陽光パネルが乗っかているのを目にします。
畜エネ
蓄エネが三項目の中で最も馴染みがないかもしれません。
代表的なもので言うと家庭用蓄電池や電気自動車などが挙げられます。
先ほど挙げた太陽光発電システムにも創エネに加えて創り出した電気をためることのできる蓄電池付きのものも普及しています。
スマートハウスの補助金
スマートハウスには様々な補助金制度があります。
スマートハウス全体というよりは、設置する各機器に補助金を受けられるケースがほとんどです。
補助金制度は打ち切りや各年度によっても制度が変更になるため、必ず導入前に購入する業者や役所に問い合わせるようにしましょう。
最後に
大手ハウスメーカーではほとんどのところでスマートハウスを販売しています。
それぞれ特徴があるのでスマートハウスの購入を検討されている方は実際に住宅や機能の仕組みを知ることがとても重要です。
まずは、気になるメーカーのホームページを見てみましょう。
どのメーカであってもスマートハウスの特設ページや項目が設けられています。