小学校への入学は義務教育のためどの家庭でもお子さんがいれば通る道ですが、学費は一体どれくらいかかるんでしょうか?
学費やその他の小学生にかかるお金について見ていきたいと思います。
公立と私立で学費に大きな差が
小学校と言えば公立の印象がとても強いですが、実際に私立小学校に通っている生徒は全体の1%程で、幼稚園から大学までの割合から見ても最も低い数字となっています。
その最大の理由として学費の問題が挙げられますが、私立小学校の学費は公立小学校の約4倍となっていて、余程家計に余裕がある家庭でなければ入学させるのが難しいのが現状です。
公立の小学校の給食費なども含めた教育費はひと月当たり2万8千円となっていて、私立の小学校は約12万円ほどです。
学費が月に12万円・・・考えるまでもないという方も少なくないのは致し方ないことです。
学費以外にかかるお金がさらに増える
保育園・幼稚園に通わせながら習い事をしていたという方も多いと思われますが、小学校に上がれば習い事の価格も上がり、塾という選択肢も増えるため、学費以外にかかる教育費はさらに膨らみます。
身体が大きくなれば、食事の量も増えますし洋服の値段も上がります。
未就学児の感覚でいると思った以上に支出が増えていたということになりかねません。
習い事の本格化
小学校高学年になれば習い事も本格化してきます。
例えばスポーツでは野球・サッカー・バスケットボールなどが人気ですが、よい成績をおさめればおさめるほどスポーツ用品や遠征費などのお金が必要となります。
女の子に人気のピアノやダンスなどのレッスン費用も有名な先生・教室には相応のお金が必要です。
子供がやりたいことをよりよい環境でやれるためにも事前の貯えに加えて、必要意外な部分の節制に心がけたいものです。
最後に
小学校にかかる学費は、保育園や幼稚園とそれほど大きくかわらないため、学費だけで見ればそれほど家庭を圧迫することはないでしょう。
しかし、学費以外に習い事や塾にかかる費用など個人に対してかかるお金は増えてきます。
また、保育園や幼稚園に適用された第2子、3子のへの優遇もない点にも注意が必要でしょう。
中学、高校ではさらにお金が必要となるため、それらも含めて月額、年額で学習費などに使えるお金を試算できるようにしましょう。