中学校でかかるお金は?学費や部活、塾、携帯電話など

読書する中学生

 

中学校の学費は小学校までとどれくらい違いがあるのでしょうか?

また。学校以外にかかるお金がどれくらい必要なのか見ていきたいと思います。

小学校よりさらに上がる中学校の学費

小学校では約2万8千円だった学費ですが、公立中学校では約40000円とさらに上がります。

私立の中学校では約11万5千円と小学校より下がりますが、それでもまだまだ高いと感じる金額です。

学費と言っても授業料ではなく、給食費や学校で使う備品などの金額で、学校外授業など特別な時にかかる費用は含まれていません。

部活動でかかる費用

中学校になれば部活動はより本格化します。

入部する種目により揃えるべき備品やその金額が大幅に異なりますが必要になります。

また、大会や練習試合などの交通費などもチームが強くなればなるほど必要になります。

 

携帯電話所有率がグッと上がる

中学生の携帯電話所有率は半数を大きく超えています。

また、子どもに携帯電話を持たせる時期で最も多いのが中学一年生です。

それまでのキッズ携帯などでなく、大人と同様のスマートフォンを所有する割合も半数を超えてくる時期なので、相応の費用が必要となるでしょう。

塾にかかる費用も増える

小学校から塾に通っているお子さんも少なくはありませんが、初めての受験を迎える中学校では多くの生徒が塾に通う傾向にあります。

家庭教師という選択肢もありますが、全体から見ると塾へ通っている中学生の方が圧倒的に多いです。

中学生が1年間で塾に使う費用の平均は、15万円~20万と言われていて、当然受験の近くなる3年生の方が費用がかさんできます。

塾運営側でも熾烈な生徒争奪戦が繰り広げられていますが、ただ入れればいいというわけではなく、相応のお金を支払うわけですから効果のある塾に通わせたいものです。

 

外出範囲も広がり様々なものに興味を持つ

中学生になればこれまでほとんど自転車と徒歩だけだった行動範囲が電車やバスなどを利用してさらに広がります。

街中には子供にとって魅力的なものが溢れていますので、様々な分野に興味をもちそれをはじめたいと思うのもこの頃からでしょう。

一つのことを始めるということはそれなりに費用がかかるもので、子供がやりたいことはやらせてあげたいというのが親の本心ですが、続かなければ意味がなく、親身に話し合って本当に必要なものなのか検討する必要があります。

また、時代の違いからか親の考えつかないようなものに興味を持つこともありますが、頭ごなしに否定せずお子さんが本気で取り組みたいと思っていれば他のことを節制してでも始めさせてあげたいものです。

最後に

中学校では学費以外の部分でかかるお金が小学校までに比べると、大きくなることが分かります。
お子さんに興味などによって大きく変わってくる部分ですが、余程特別なものを除いては対応できるように準備しておきたいものです。