サラリーマンの昼食の平均金額と内容

ハンバーガーとポテト

 

サラリーマンはほとんどの場合昼食を自分の家以外で食べるため、その内容により価格が異なり、月や年ベースで見ると家計に大きな影響をもたらす額となります。

美味しいものを食べたいのは誰もが同じところですが、限られた家計の中で削れる部分にあたるお金なので1日に使う金額をしっかりと考えたいものです。

昼食の平均金額

サラリーマンの昼食の平均金額と聞かれたらあなたは幾らくらいを予想するでしょうか?!

2015年の統計では601円という金額になっています。

これは、リーマンショック後の2010年から回復傾向にありますが、2001年には700円ほどと言われていたことから考えると1日に100円も安い金額となります。

また、全体の平均額が601円なのに対し、20代のサラリーマンの平均額は700円を超えていて、家庭を持つ方の多い30代~50代層では553円~586円とさらに厳しい金額となります。

600円で何が食べらるのか考えてみるとほぼ限定されてしまうため、外食やコンビニなどの弁当が多い方は栄養面でも心配が生じてきます。

昼食内容の内訳

先程も少し書きましたが、昼食はその内容により金額が大きく異なります。

全体で見た場合、外食やコンビニ、持参弁当はどれくらいの割合になるのでしょうか?!

昼食の割合が最も多いのは持参弁当で、全体の1/3を占めています。金額的なことを考慮すれば一番人気なのには納得ですが、相応の手間がかかるので子どもの分と一緒になど生活に負担のかかりすぎない方法を検討したいものです。

次に多いのがコンビニやスーパーなどの弁当で、全体の1/4程を占めます。

持参弁当ほど金額を抑えることは出来ませんが、手間がかからず昨今のお店で買う弁当は格段に美味しくなっているので今後はもっと割合が上がっていくことが予想されます。

外食は社員食堂を除けば一番割合が低いです。金額的に見ると持参弁当の数倍、コンビニなどの弁当の倍近くになるので、必然の答えなのかもしれません。

それでも会社や部署によりランチは外でという風習があるところもあり、その中で1人だけ弁当というのも難しいのは事実です。

家計のことを考えると毎日外食は明らかに昼食代を増幅させますので、何日に1回かはなどど工夫してお付き合いできればベターと言えます。

 

1日100円安くすると年に幾ら貯まるのか?

1日に100円昼食費を削ることが出来れば、単純計算で月に25日×12ヶ月=3万円家計に還元することが出来ます。

現在昼食を外食メインという方は、持参弁当にすると1日に500円前後食費を削られることが予想されますので年間で10万円を超える金額になってきます。

1日数百円と考えるとあまり取り組みがいがないかもしれませんが、年単位で考えれば贅沢な家族旅行に出かけられる金額になってきますので、家族でもう一度検討してみる価値はあるでしょう。

生活にかかるお金
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