結婚後には様々なお金が掛かりますが、それぞれの趣味などに使う娯楽費も当然必要になります。
毎日仕事を頑張っていくら家庭があるとはいえ、自分の好きなことに一円も使えないとなると家庭を支えるというモチベーションを保つのも難しいでしょう。
しかし、趣味といっても様々なものがあり、お金のかかり具合も当然変わってきます。
少し思い浮かべてみると、男性であれば車、スポーツ、ゲーム、釣りなどが挙げられますがそれに加えてパチンコをはじめとした公営ギャンブルを好む人も少なくありません。
今回は結婚後のギャンブルが家庭にどのような影響を及ぼすのか考えてみましょう。
パチンコ依存症という言葉があるほど強い高揚感
公営ギャンブルの中で最も多くの人がしているのがパチンコです。
18歳からお店に入ることが出来ますが、結婚前に相当ハマッたという方も少なくないでしょう。
結婚後にもまだ続けているのであれば少なからずパチンコ依存症になっている可能性はあります。
本人は否定するかもしれませんが、お金の面だけで必ず勝てるという人以外は楽しみに行っているようで勝った時や大音量の高揚感につられています。
完全にやめていなければ個人差はありますが、ギャンブル依存症となり大切な家庭のお金と休み時間を消費していることに間違いありません。
お小遣いの中でならと考えている方もいるかもしれませんが、どうしても行きたくなり内緒で家庭のお金を使ったり、家庭には内緒でカードローンなどでお金を借りるというケースが後を絶たないのが事実です。
パチンコをやらない人からすると理解できない部分ですが、それほど強いなにかがパチンコにはあるので、ご家族の中でパチンコに興じている方がいるのであれば時間がかかったとしても根絶したいものです。
※追記
2018年の2月よりパチンコの出玉規制強化する旨が警視庁から発表されています。
この規制強化によりさらにパチンコで勝つことは難しくなると言われています。
詳しくは下記のページでまとめていますので参考にしてください。
ギャンブルで勝ったお金は貯まらない
パチンコや競馬、競艇では働いて貰える何倍ものお金を数時間で得られることがしばしばあります。
これもギャンブルを止められない理由の一つですが、ギャンブルで手にしたお金はなぜか貯まりにくいと言われています。
同じお金ではあるのですが、いわゆるあぶく銭と呼ばれるもので、気が大きくなり人に何かを奢ったり、普段買えないようなものを買う傾向があります。
そして残ったお金でまたパチンコに行ってもし負けてしまったら勝った金額よりも手持ちが少なくなっているというケースは少なくありません。
パチンコで勝ったお金で物を買ったり食事をしているのですからプラスになっていると考える方がほとんどですが、パチンコをしなければ結果的にお金が残っているということに気付けないというのもギャンブル依存症の一部なのかもしれません。
お金だけでなく時間も消費するギャンブル
サラリーマンにとって限られた休日というのはとても大切なものです。
せっかくの休みなのだから自分の時間をと考える方も少なくないですが、家庭のために自分も楽しんで使うのがやはり理想的ではないでしょうか?!
休みの日に朝からパチンコに出かけると気付けば夕方なんていうケースもざらにあります。
奥さんにパチンコとは言えないため、友人の名前を借りたり、仕事だと嘘をついて出かける方も少なくないでしょう。
また、平日に仕事だと言って帰るのが遅い旦那さんの中にも帰りにパチンコに興じている方もいるでしょう。
やらない方からするとそれほど価値があるものには到底思えないのですが、そういった部分も依存症の一部と言えるでしょう。
家庭にとってギャンブルは大敵
これまでパチンコを主にギャンブルの家庭にとってのデメリットを書いてきましたが、ほとんどのケースで癌であると思われます。
癌でないと言い切れるのは短時間で必ず勝てるという方くらいでしょうか。お小遣いの範囲内で自分の時間でという方でもそれ以上のめり込まない保証はないので危険性はゼロではありません。
パチンコを全くやったことがない方は分からないかもしれませんが、昨今のパチンコ台は一万円が恐ろしいスピードでなくなっていきます。
一時間で二・三万円平気でなくなっていきます。
勿論逆にそれだけ勝つこともあるのですが、二割しか勝つことのできないと言われているパチンコに家庭の大切なお金をそれだけのスピードで持って行かれるのはやはり理解できません。
頭ごなしに否定するのはよくありませんが、時間がかかってでもギャンブルは家庭から必ずなくしたいものといえるでしょう。