合成樹脂化粧合板
合成樹脂化粧合板は、台板合板の表面をいろいろな合成樹脂を使ってオーバーレイ(重ねる・重ね塗る)し、木目柄や単色など美しさを出し、高度の耐水性・耐熱性・耐摩耗性・硬度・耐候性などを有する優れた建築、家具材料です。
メラミン樹脂化粧合板・ポリエステル樹脂化粧合板・ジアリルフタレート樹脂化粧合板などがあります。
主な特徴
- 施工後塗装する必要がない。
- 同じ色柄のものが大量に揃う。
- 柔らかい光沢と優雅な色彩をもつ美しい表面が表現できる。
- 天然木やツキ板に比べて安価であるが、プリント合板に比べると高価である。
- 少々水がかかっても大丈夫。水ぶきが可能。(耐水性)
- 熱に強い。(耐熱性)
- 日光の当る場所でもほとんど色あせしない。(耐候性)
- 衝撃に強く,傷がつきにくい。(耐磨耗性・硬度大)
注意点
- 静電気によりホコリがつきやすい。
- 燃えると有害物質を発生するものもある。
寸法(厚さと幅と長さ)
普通合板・プリント合板と同様あらゆる寸法が可能です。
用途
- 家具、キャビネットなど
- 住宅・店舗等の内装材として