携帯電話の国内普及台数は、人口に対して100%を超えていて、2015年の時点で1億5千万台を突破しました。
家計における携帯電話料金の割合は決して高くありませんが、それでも削れるお金として各家庭で様々なプランが検討されています。
月々に変わる金額だけでなく、1年・5年と長い目で見れば大きな金額となりますので生活スタイルと家計に合った携帯電話の利用を心がけたいものです。
携帯電話の機種
携帯電話は一般的に普及し始めた20年程前から常に進化を続け、今後も更なる進化を遂げることが予想されます。
短いスパンで新しいモデルが発売されるため、どうしても新しいものが欲しくなってしまいますが、当然ながら新しい機種の方が値段が高く、型落ちモデルは逆に驚くほど安くなる傾向にあります。
携帯電話にかかるお金をおさえたいとお考えの方はまずこの機種選びで最新のものに手を出さないことをお勧めします。
また、仕事の時は使っているという方も多いガラケーはスマートフォンに比べて断然値段が安いです。
電話をかけるのがメインという方は話もしやすいですし、ガラケーが断然おススメです。
携帯電話の通話プラン
携帯電話の通話プランは携帯電話会社により様々で用途に合わせて選択することが可能です。
月々の料金を抑えたいのであれば携帯電話をなるべく使用しないようにするというのが当然の答えですが、それでは何のために携帯電話を持っているかわからないので、大切なのは自分の月々の使用する通話時間やパケット量を把握し、適切なプランを選択することです。
携帯電話会社でも使用料に合わせた適切なプランの案内をおこなっていますので、月々の携帯代に不満があるという方は一度相談してみるのがよいでしょう。
ただ、気を付けなくてはいけないのはプランを金額の安いものに変更し無料で使える部分を超えた場合の通話料などは高く設定されていますので、結果的にプランを変更しない方が安く済んだということのないようにご自身の使用料を正確に把握しましょう。
また、インターネット接続などで支払うパケット代金に関してはさらに注意が必要です。
パケット通信量は見た目には分からないため、動画など容量の多いものを使用し続けるとすぐにとんでもない数字になっていきます。
少しでも携帯電話でインターネットを使用するという方はパケット定額制プランへの加入が必須と言えます。
ライン、スカイプなど無料ツールの利用
通話料金やメールのパケット代を抑えるのにはラインやスカイプなどの無料ツールを利用するのが最も効果的です。
スマートフォン用のアプリになりますが、スマートフォン同士での通話、メールが全て無料で使用することが出来ます。
ラインをメール代わりに使用しているユーザーは多いですが、ラインの無料通話やスカイプを利用して月々の通話料プランを下げることが出来れば、年間の携帯電話代の削減に繋がります。
格安スマホと格安SIMの利用
DOCOMOやソフトバンク、auとは異なる格安スマホの契約会社で契約することにより月額の料金を抑えることが出来ます。
その背景として、通話料が別途となる部分が大きいです。
通話料が別途になれば結局同じではないかと考える方も少なくないかもしれませんが、先ほど挙げたスカイプやラインなどの無料ツールでも昨今では問題なく通話が可能です。
電話番号はそのまま引き継げますが、メールアドレスは使用不可となります。
また、携帯料金とまとめて支払うキャリア決済も利用することは出来ません。
まとめ
携帯電話にかかるお金に関して見てきましたが、金額をおさえるためには、
- 最新機種には手を出さない
- 月々のプランを見直し自分の使用量と家計にあったプランを選択する
- ラインなどの無料ツールを使用し月額のプランを低額におさえる
- 格安スマホの利用
などが挙げられます。
1ヶ月の金額差で見ればそれほどと思う方も少なくないかもしれませんが、今後携帯電話を手放すまで何年あるかを考えれば月額代を削減する必要性も見えてくると思います。
月々に家計の中で削られるお金は限られていて、携帯電話の利用料はそのうちの一つと言えるので、使い勝手を損なわないギリギリのラインで検討したいものです。