家造りのステップ6:着工~引き渡し

家の施工中の写真

 

施工中は出来るだけ現場に足を運び、疑問点があれば担当者から納得のいく回答をもらいます。

引き渡し時は、設計者・工務店立ち合いのもと、設計図通りか最終チェックを。

着工~引き渡しチェックシート

家造.netで工事中のチェックしたいポイントなどをまとめたチェックシートをご用意しました。

チェックシートを活用し、こちらの記事と合わせてご利用ください。

地鎮祭

祭事をおこなう

地鎮祭を行う場合、神主への謝礼と御供物代として5万円ぐらい必要です。

上棟式は、主に飲食代と工事の関係者へのご祝儀代で、10~20万円前後。

ただし、地鎮祭や上棟式などの祭事は、必ずやらなければいけないというわけではありません。

着工

工事のスケジュールをしっておこう

住宅工事は、工程表に従って進行します。

大まかな全体の工事スケジュールをもらっておきましょう。

基礎工事

工事状況は自分の目でチェック

基礎工事はとても重要なので、できれば毎日現場へ出掛けたいものです。

チェックポイントは、基礎部分の下に割栗石が施工されているか、基礎コンクリートのサイズは図面通りか。

コンクリートが流し込まれたら、ひび割れや欠損にも注意しましょう。

基礎の内側と外側が貫通しているような大きなひび割れがあれば、作り直しを要求します。

上棟

工事状況は自分の目でチェック

基礎の後、一ヶ月前後で上棟まで進みます。

住まいの強度を高める筋交いや梁が施工されるので、3日間おきぐらいに足を運ぶとよいでしょう。

柱や梁は、本数やサイズが設計図通りか、傾いていないかをチェック。水分量まで確認できると理想的です。

竣工

自分の目でチェック

竣工検査は、引き渡し前に、建て主、工事責任者、営業担当者(設計担当者)が立ち会って、工事の仕上がり状態を検査するもの。

問題点があれば確認した上で直してもらいます。

主なチェックポイントは、内部・外部の仕上げの汚れやムラがないか、建具がスムーズに動くかどうか、設備が使えるか、給水・排水は問題ないかなどです。

 

工事管理者の検査

専門家のチェック

一定規模以上の建物では、建築主は工事監理者を選任し、設計図書どおりに建てられているかチェックを受けなければなりません。

工事完了後、工事監理者により検査が行われ、設計図書通りに工事が行われたか最終確認します。

行政機関の検査

行政のチェック

工事の完成時には、完了検査があります。

「建築確認申請」と対となり、原則的に行われているものです。

また、工法により行政が定めた中間検査も行われます。

これらの検査では外部の視点から、工事が適正に行われているかがチェックされるので欠陥工事を防ぐ上でも有効で、且つ検査済証をもらう事で、公的な融資を受けられるようになります。

引き渡し

検査に問題がなければ、引き渡しへ。

新しい家がようやくあなたのものになる瞬間です。

 

こんな時は?

着工されてから、間取りが気になり始めた場合

図面や模型を使って納得したのに、いざ着工となった後で間取りが気になり始めたら、なるべく早く思い切って一度業者に相談してみましょう。

もちろん、図面で確認を取っておくことは大切です。

しかし、早く伝えれば若干の変更と料金の上乗せで済むかも知れません。

無理強いはオススメしませんが、とにかく遠慮せずに後悔しない選択をしましょう。

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