賃貸物件には退去時に原状復帰しなくてはいけないという決まりがあります。
しかし、賃貸と言えど部屋を自分好みにカスタマイズしたいという方は少なくなく、費用のかさみにくいDIYが人気です。
賃貸物件では実際にどれくらい部屋をいじっていいのか?事例も含めて見ていきましょう。
賃貸でのDIYの可否について
賃貸物件では先ほど述べたように、退去時に原状復帰する義務があります。
しかし原状復帰というのは曖昧な表現で、元の状態に戻すということではありません。
DIY可能なのか、どこまでさわっていのかというのは大家さんの判断次第になります。
賃貸のDIY自体がこれだけ人気となっているので、募集の段階でDIY可などとうたっているところもあります。
それでも必ずしも記載されているわけではありませんし、入居後にDIYでリフォームしたくなった場合などは大家さん(不動産業者)に必ず確認するようにしましょう。
自分のDIYしたいイメージを明確に伝え、後々トラブルにならないようにすすめることが重要です。
どれくらいの変化を加えるのか明確に伝えずに、退去時に修繕費用を請求された場合、個人では支払いが困難なほど高額になるケースもあるため注意が必要です。
賃貸DIY事例集
DIYの目的は、見栄えがよくなることに加えて、使い勝手もよくなること。
また自分で手を加える楽しみに加えて安価にリフォームすることができます。
昨今のDIYには欠かせない100円均一のアイテムも多数使われていますので参考にしてください。
キッチン
賃貸のキッチンは元々高額なものが使われておらず、安っぽさが全面に出てしまうことが多いためDIYによるリフォームは特に人気が高いです。
見栄えをよくするDIYに加えて、どうしても狭くなってしまう賃貸のキッチンスペースを有効活用する収納のDIYもよくおこなわれます。
壁
壁のDIYと言えば棚の設置です。見た目と収納性・使い勝手のいいものをつくりたいですね。
壁に穴をあけずに棚を設置できるディアウォールという商品を使ったDIYは特に人気が高いです。
床
床材を変えると部屋の印象はガラッと変わります。キッチンや脱衣所などポイント的なDIYが人気です。
その他の個所と比較しても作業が大がかかりになることが多いため、大家さんとはしっかりと話し合ってから作業に入るようにしましょう。
最後に
様々な賃貸におけるDIY事例をご紹介してきましたが、賃貸であっても大掛かりなDIYは十分に可能です。
工事を依頼することに比べれば料金もグッと抑えることが出来ます。
但し、全ては貸主さんとの折り合いがついてからの話ということが大前提となるため、事前に自分がDIYによってリフォームしたいイメージを具体的に伝えて後々トラブルとならないようDIYを楽しみたいものです。