結婚後にご主人が転職するという話は珍しいことではありません。
理由は様々で、キャリアアップのためにというのが最も望ましいですが現実はそればかりではなく、転職がきっかで家計が厳しくなったという話もよく耳にします。
結婚後の転職についてどのようなメリット・デメリットがあるのか見てみましょう。
給料の問題
まず何よりも気になるのは給料の金額なのは間違いありません。
何事もお金が全てではありませんが、お金がなくては生活することが出来ず、家計を握る方にとっては最重要事項と言えます。
現状よりも上がるのであれば何も問題ありませんが、残業の有無や福利厚生など詳しく知る必要があります。
残業代一つをとっても年収では大きく異なってくるので出来る限り多い情報を得られるように動きましょう。
働く時間
就業時間も家庭に大きく関わってくる点です。
働く時間が短くなればお金を使う機会は増え、働く時間が長くなればお子さんと遊ぶ時間や家事を手伝う時間が減ります。
それでも給料が同じなのであれば働く時間は短いに越したことはないので、その辺りの情報も得たいところです。
通勤にかかる時間
通勤にかかる時間がこれまでより長くなれば、始業時間にもよりますが、これまでよりも早く家を出ないといけなくなるケースがほとんどでしょう。
そうなれば必然的に奥さんの起きる時間も早くなります。
それでいて家事や子どものことなどやらなくてはいけないことは変わらないので、重要な点の一つです。
会社行事や交友関係
ご主人の趣味は様々だと思われますが、会社によりアクティブに行事などをおこなっているところもあります。
会社規模でないにしろ、グループ単位でイベントやゴルフ、飲み会など頻繁におこなっているところではそれだけ休日の時間も割かれるということをお忘れなく。
会社規模でないイベントなどはリサーチするのが難しいですが、社名をフェイスブックに載せて、飲み会やゴルフ、バーベキューの様子をアップしている方も少なくないので見てみるのも一つでしょう。
また、社内の独身の方の割合をリサーチするのも一つの指標と言えるでしょう。
仕事の内容
こちらは働く方の問題なので奥さんであっても安易に意見するものではないでしょう。
しかし、体力的にあまりにも厳しそうであるとか、法律に違反している可能性を感じる場合は反対しましょう。
最後に
転職で一番大切なのはやはりお金です。
今でも日本の会社の給料は勤続年数に深く関わりがあるため、数年、数十年働いた会社を辞めるということは、家庭にとってそれだけの意味があります。
精神的な問題などで理由は様々だと思われますが、御主人任せにせず家庭からの意見も奥様の方から必ず指摘するようにしましょう。